「投資助言選択型自動売買ローレバレッジ・フォレックス」投資助言契約のリスクについての説明
投資助言選択型自動売買ローレバレッジ・フォレックス(以下、本サービスとする。)は投資助言サービスであり、デリバティブ取引*の一種である店頭外国為替証拠金取引*を取り扱います。
店頭外国為替証拠金取引には、さまざまなリスクが存在します。
本サービス契約締結にあたり、金融商品取引法第37条の3の規定に基づき当社がお客様との間で、店頭金融先物取引の契約を締結する際にあらかじめお客様に交付することが義務付けられている書面は、本リスク説明と合わせてお渡しする〔契約締結前交付書面〕です。契約締結前交付書面および本リスク説明、説明動画をご確認いただき、商品性およびリスクについて十分にご理解のうえ、内容にご納得いただいたうえで、契約締結の手続きを行ってください。
- *デリバティブ取引、店頭外国為替証拠金取引とは、
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デリバティブとは、通貨(円やドルなど)、債券、株式などの原資産(一般的な金融商品)から派生した商品のことを指し、「金融派生商品」とも呼ばれます。デリバティブの価値は原資産の価値によって決まります。これらの商品を取引することを、「デリバティブ取引」と呼びます。
店頭外国為替証拠金取引とは、金融商品取引所が開設する取引所金融商品市場および外国金融商品市場によらずに相対で行われるデリバティブ取引のことです。
【基本的なリスク】
1.店頭外国為替証拠金取引は元本が保証されたものではありません。
2.取引を開始された後に、外国為替レートがお客様にとって不利な方向に変動した場合は、お客様は損失を被ることとなり、マーケットの変動によっては損失の額が預託していただいた金額を上回る可能性もあります。
3.店頭外国為替証拠金取引はすべてのお客様に無条件に適しているものではありません。お客様の取引目的、経験、知識、財産状態、財務計画など様々な観点からお客様ご自身が契約を開始されることが適切であるかどうかについて十分にご検討くださいますようお願いいたします。
4.本サービスは投資助言顧問契約であり、助言に基づく最終的な投資判断は自己責任です。
【自動売買に関するリスク】
5.本サービスで使用する自動売買システム*はあくまで売買シグナルを提供するものであり、損失が発生した場合もすべて自己責任です。
- *自動売買システムとは、
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選択型自動売買サービス(シストレサービス)MAM型(自動売買プログラム(EA)にて助言者が発信する売買シグナルをもとに、マスター口座で取引が自動的に子口座に反映される仕組み)(ローレバレッジ・フォレックス-パンフレット資料P.6-7参照)
6.過去の本サービス取引実績は将来の成果を保証するものではありません。
7.電子取引システム利用に伴うシステムリスク*により取引に支障が出る可能性があります。
- システムリスクとは、
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システム機器、通信機器等の故障、アクセスの集中等、取引システムまたは当社とお客様とを結ぶ通信回線等が正常に作動しないことにより、注文の発注、執行、確認、取消などができなくなったり、取引の処理が遅延する可能性があり、その結果損失が生ずることがあります。
【金融商品についてのリスク】
8.外国為替市場では、24 時間常に為替レートが変動しております(土日・一部の休日を除く)。
相場がお客様の予想と反対方向に進んだ場合、為替差損が発生します(為替変動リスク*)。
- *為替変動リスクとは、
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為替変動リスクとは、円と外国通貨の為替相場の変動により、外貨建て資産の価値が変動する可能性のことをいいます。
投資の世界においてリスクとは、値上がり・値下がりを含めてどうなるかわからない(不確実)ということを意味します。
投資家は国ごとの経済成長率やインフレ率、国際収支等の動向を見て、経済成長が期待できると予測される国に投資をします。そのため、多くの人がそう考えて、ある国に投資すると、その国の通貨がたくさん買われることになり、通貨は強く(高く)なります。
基本的には、為替も需要(買いたい人)と供給(売りたい人)のバランスで価格が変動します。
9.外国為替証拠金取引*やレバレッジ取引*は少額の証拠金で大きな金額を取引するため、お客様に有利に働くこともある反面、不利に働くこともあり、損益の変動が大きくなるリスクがあります(レバレッジリスク*)。
- *外国為替証拠金取引、レバレッジ取引、レバレッジリスクとは、
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外国為替証拠金取引とは、FX(外国為替証拠金取引)は外国為替証拠金を利用して取引を行い、売買の都度、代金を受け渡すのではなく、決済時に売買により生じた損益(差額)のみを受け渡します。このような取引を「差金決済」といいます。差金決済では、新規建て時に受渡金額は必要ありませんが、取引により損失が生じた場合でも決済ができるように一定額の金銭を預けておく必要があります。この預け入れる金銭を「証拠金」と呼び、証拠金を使用した取引のことを「証拠金取引」と呼びます。
レバレッジ(てこの原理)とは、担保となる手元の資金(証拠金)にレバレッジ(倍率)をかけて、何倍もの金額の取引することで高度なリスクが伴います。
レバレッジリスクとは、自己資金以上の大きな取引が可能になる反面、相場が予想と逆方向に動いた際に損失額も自己資金の何倍にもなり、大きな損失を被る可能性があることです。市場がお客様のポジションに対し急激にかつ大きく不利な方向に変動した場合、お客様の損失の拡大を防止するため、お客様の保有するポジションが強制的に決済される可能性もあります(ロスカット)。このように為替相場の変動により預け入れた証拠金以上の損失が発生する場合があります。
10.特殊な状況では売買が成立しにくくなる流動性リスク*の可能性があります。
- *流動性リスクとは、
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マーケットの状況によっては、お客様が保有するポジションを決済することや新たにポジションを保有することが困難となることがあります。外国為替市場には値幅制限がなく、特別な通貨管理が行われていない日本円を含む主要国通貨の場合、通常高い流動性を示しています。しかし、主要国での祝日や早朝・深夜帯におけるお取引、あるいは普段から流動性の低い通貨でのお取引は、マーケットの状況によっては、当社の通常の営業時間帯であっても、取引レートの提示が困難になる場合があります。また、天災地変、戦争、政変、為替管理政策の変更、労働者によるストライキ等の特殊な状況下で特定の通貨のお取引が困難または不可能となる可能性もあります。
11.取引業者やカバー先*の経営状況により損失が発生する可能性があります(信用リスク)。
- *カバー先とは、
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FX業者が投資家(お客様)からの注文を受けた際、その反対売買を銀行などの取引先金融機関に対して行う取引を「カバー取引」といいます。
カバー取引を行う目的は、お客様の取引によって生じる為替リスクを業者が抱えないようにするためです。
たとえば、お客様が「米ドルを買う」注文を出した場合、FX業者は同じ量の米ドルを「銀行などに売る」ことで、為替変動による損益が業者に発生しないよう調整します。このように、FX業者がカバー取引を行う際に取引の相手方となる金融機関や証券会社などの取引先をカバー先といいます。
12.売りサイド(Bid)のレートと買いサイド(Ask)のレートとの間にはレート差(スプレッド)があります。また相場状況の急変により、これらスプレッドの幅の拡大、注文発注時の表示価格と約定価格との乖離(スリッページ)の発生、その他意図した取引ができなくなる可能性があり、その結果損失が生ずることがあります。
13.取引対象である通貨の金利変動によりスワップポイント*が受取りから支払いに転じることもあり、その場合には損失が生じるおそれがあります(金利変動リスク)。
- *スワップポイントとは、
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スワップポイントとは、FX取引で通貨を保有したまま日をまたいでポジションを維持する際に発生する、2つの通貨間の金利差によって生じる調整金のことです。
FX取引では、金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売って保有すると、金利差分を受け取ることができます。
反対に、金利の低い通貨を買って金利の高い通貨を売ると、金利差分を支払うことになります。
スワップポイントは、各国の金利状況や市場動向によって日々変動し、取引する通貨ペアや業者によっても異なります。
14.相場変動により損失が発生した場合、取引を継続するために追加の証拠金(追証)が必要となる場合があります。
【契約条件と手数料】
15.MAM型の選択型自動売買システム*の場合、投資顧問報酬*や成功報酬*が発生し、その料率は預入証拠金額に応じて定められています。
- *MAM型選択型自動売買システム、投資顧問報酬、成功報酬とは、
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選択型自動売買サービス(シストレサービス)MAM型とは、自動売買プログラム(EA)にて助言者が発信する売買シグナルをもとに、マスター口座で取引が自動的に子口座に反映される仕組み。(ローレバレッジ・フォレックス-パンフレット資料P.6-7、P.20参照)
投資顧問報酬とは、前払い金としていただく助言報酬料。(ローレバレッジ・フォレックス-パンフレット資料P.8、P.20参照)
成功報酬とは、1年間に発生した収益額の内から前払い金の投資顧問報酬料を相殺して計算し発生するもの。(ローレバレッジ・フォレックス-パンフレット資料P.8、P.20-21参照)
16.シグナル配信型*契約の場合、月額報酬が発生するが成功報酬は発生しません。
- シグナル配信型とは、
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MAM型(自動売買)を紐づけない、シグナル配信のみを受け取り、ご自身で取引を行うもの。(ローレバレッジ・フォレックス-パンフレット資料P.21参照)
17.クーリング・オフ*が適用されるのは投資顧問契約のみであり、外国為替証拠金取引でお客様が注文成立後に当該注文成立に係る契約を解除(クーリングオフ)することはできません。
- クーリング・オフ期間:
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「投資助言選択型自動売買ローレバレッジ・フォレックス」投資顧問契約のクーリングオフ期間は、契約日より起算して10日間です。
18.契約解除時に未決済の建玉がある場合、取引業者の裁量により強制的に決済される場合があります(強制決済リスク*)。
- *強制決済リスクとは、
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本サービス契約解約フォーム内にて、「ポジションを維持したまま解約作業を行う」または「取引業者の裁量により全決済を行う」のいずれかをご選択いただけます。
【その他】
19.本サービスの提供にあたり、当社が取引業者のMAMシステム上で取引状況を確認できることに同意いただきます(個人情報・取引情報の取扱い)。